笠木 3本継ぎ
貫 1本もの
柱 1本もの
額 大神宮
建立 享保15年(1730年)
しゃれた名前の霞翆(かすい)小学校の裏手、山の中にこの神社はあり、台風の影響はさほど受けないところに立地していると思えたけど、貫と柱が1本ものということは、倒れた時に破損して修復されたのだろうと思っていました。後から写真の柱を拡大して見たら享保の文字があるので当時のままであることが分かりました。ということは大きくて長い石材があり、細い貫を造る技術があったのでしょう。
鳥居の脇には立派な石燈篭が1対でんと座っています。石垣、階段の石組もきっちりしていて、石工の腕の良さがしのばれます。
額の文字が少し気になりました。拡大して見ても「神」という文字が「補」みたいに見えます。江戸時代にこのような文字を使っていたのでしょうか、間違った文字を彫り込んだということはないのでしょうか。
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