額 嶋護大明神
笠木 3本継ぎ
貫 1本
柱 2本継ぎ
鳥居の足元に写真のような説明文が掲げられています。「鎮信鳥居」と明示されているところは他では見ることはありませんでした。鹿町町の教育委員会が作ったこの説明文では、1528年に鎮信公が創設したように書かれていますが、100年以上も違っています。
この説明文では、文政4年(1821)に松の大木が暴風雨のため引っかかり、破損したのを修復して現在に至るとありますが、最初の写真で分かるように貫の部分が1本の石材で出来ています。この鳥居を修復したという石工さんの話を聞きましたが、この説明文の掲げられた後になってからの事かも知れません。文政年間の鳥居で貫を1本の石材で作られたものはないようです。
鳥居を背後から撮った写真です。笠木の反り具合が美しく見えます。この神社は、城主が滅んだ深江城跡に建てられたと言われています。
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