笠木 3本継ぎ
貫 3本継ぎ
柱 2本継ぎ
額 深江神社
建立 万治2年(1659年)
この神社は魏志倭人伝に出てくる一支(いき)国、今から2000年前の弥生時代の遺跡「原の辻遺跡」の近くにあります。
稲が青々と広がる穀倉地帯で芦辺町から石田町にまたがるところで、この辺りの田んぼの広さは、長崎県では1,2を争う広さだそうです。写真の小高い丘には弥生時代の住居群が復元されています。この辺では2000年以上も前から米作りが行われていたということですから、当時は日本で一番先進的な地域だったのでしょう。
この神社の鳥居も壱岐名勝図誌・深江村に描かれています。弥生時代から田んぼが開かれて、江戸時代にもそして現在にも引き継がれています。