笠木 3本継ぎ
貫 3本継ぎ
柱 2本継ぎ
額 兵主神社
建立 延宝5年(1677年)
この神社の鳥居で目立っているのは、〆縄が異常に長く垂れ下っている事です。長いしめ縄そのものはそれほど太くなくむしろ細いと感じますが、それから下がっている「サガリ」が大きくて編み込みの縄で下がっています。他では3個もしくは5個のサガリであるのに、ここのは4個と偶数になっています。〆縄に触らなければ鳥居をくぐれません。触る事でご利益があるのでしょうか。
石燈篭も一般的には鳥居の手前にあるのにここのは鳥居のすぐ後ろに1対鎮座しています。ここからまっすぐに参道が伸びて奥まったところに本殿が見えます。
辺りはきちんと整備され、鳥居(國主源朝臣鎮信の文字も読めます)、燈篭、石垣、階段、参道と古いけど、落ち着いた石の文化の美を醸し出しています。昔からずっと、今も大切にされている神社だと感じました。
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