2013年5月6日月曜日

7.3.1国片主(くにかたぬし)神社

        
7.3.1国片主神社(芦辺町国分東触)


       笠木     3本継ぎ
       貫       3本継ぎ
       柱       2本継ぎ
       額       國片主神社
       建立     元禄14年(1701年)

  壱岐島のほぼ中央にある神社で、江戸時代の壱岐名勝図誌に、お祭りの様子が描かれています。武士や役人、その他、庶民など大勢の人で賑っている様子がうかがえます。幟旗もたくさん立ち並び、藁ぶき屋根など当時の様子が分かります。大きな石燈篭も2基描かれていて、もちろん鳥居は鎮信鳥居の型式のものです。当時の参拝人は多かったようですが、現在はどうでしょうか。 

 
 無事に通り抜ければ、願が叶うという小さな鳥居ここにもありました。右の1の鳥居は入学試験・就職試験、中央の2の鳥居は健康や安産、左の3の鳥居は商売繁盛や五穀豊穣というのですからかなり欲張りみたいですね。  
 
 左は「撫で小僧」というそうで、たとえば、耳が悪い人は小僧の耳を撫でて、自分の耳を撫でる、これを繰り返せば良くなるとのことですが。頭を撫でれば頭が良くなれば良いですね。またまた牛も出てきました。先の口蹄疫騒動は壱岐では聞かなかったようなので案外御利益があったのかもしれませんね。
 
 
 
 
 

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