笠木 3本継ぎ
貫 3本継ぎ
柱 2本継ぎ
額 熊野神社
建立 元禄2年(1689年)
ここも神社を探すのに苦労しました。狭い道路ばかりで枝道も多く、目印になるものがなく、地図を見ながらうろうろしていましたが、通りがかりの地元の人に聞いたら、草を満載した軽トラックで先導してくれました。「立石地区老人憩いの家」のすぐ奥にありました。ここは裏参道らしく鳥居を探してかなり歩き見つけましたが、こちらが表参道と見受けました。しかし近ごろは駐車場のある憩いの家の方に車で参拝する人が多いのではないでしょうか。
鳥居の辺りは写真でもわかるように、昼でも薄暗くて、大きな木立に囲まれた参道が続いていました。そのせいでしょうか、貫の部分も3本継ぎで、元禄の建立から一度も倒れることなく3百数十年健在だったのでしょう。
以上で旧平戸藩内の鎮信鳥居の紹介を終わりますが、肥前型鳥居についても、少し述べることにします。
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