2013年7月15日月曜日

7.3.11塩釜神社

7.3.11塩釜神社(芦辺町箱崎諸津触)
                   笠木        2本継ぎ
        貫         1本
        柱         1本
        額         塩釜大明神
        建立        天保11年(1840年)
  海岸に沿った小さな集落の山手の傾斜地に神社はあり、鳥居の前後は狭い階段があります。江戸末期に建てられた鳥居としては、武生水(郷ノ浦町)の天満宮と同じ頃で、笠木が2本継ぎというのも同じです。明神鳥居が流行って来た頃に建てられた貴重な鎮信鳥居です。
   明治になって神社はみんな名前を変えた時、ここはそのまま大明神のままです。
 



2013年7月8日月曜日

7.3.10寄(より)八幡神社

7.3.10寄(より)八幡神社(芦辺町諸吉本村触)
        笠木        3本継ぎ
        貫         3本継ぎ
        柱         1本(継ぎなし)
        額         寄八幡宮
        建立        元禄10年(1697年)
  壱岐島の東端、長者原崎の近くにあります。半島の突端辺りですから、海風の強いところでしょう。今では埋め立ても進んできていますが、昔は海岸そばだったのでしょう。鳥居の斜め後ろに回ったら、柱には支えの石柱が両側ともきっちり付いています。これで、台風にも耐えることが出来たでしょう
 
  ここまで来る途中、はらぼけ地蔵という聞きなれない看板をずいぶんみました。付近の食堂にもこの名を付けたところがあります。寄八幡神社の案内は全くありません。
海中にあるはらほげ地蔵
  この付近には小島が多く、青島には橋が架かっていて新壱岐発電所があります。煙突が大きいので原油の火力発電所と思いましたが、所員に聞いたらディーゼルエンジンの内燃力発電所だそうです。
 
 



2013年7月1日月曜日

7.3.9興(こう)神社

7.3.9興神社(芦辺町湯岳興触)
        笠木        3本継ぎ
        貫         3本継ぎ
        柱         2本継ぎ
        額         興神社
        建立        寛文7年(1667年)
  
   この神社も壱岐島内陸部にあり、鳥居もほとんど痛んだ所がありません。柱には鎮信公の名前がはっきりと分かります。
  その後建てられた新しい明神鳥居もあり、地域の人に大切にされている神社のようです。
 
 

2013年6月24日月曜日

7.3.8月読(つきよみ)神社

7.3.8月読神社(芦辺町国分東触)
                   笠木        1本もの
        貫         3本継ぎ
        柱         1本もの
        額         月讀神社
        建立        大正4年(1915年)
  この神社に鎮信鳥居があることは、壱岐国・江戸期の石造鳥居(著者:野本政宏)を読む前から、ネットで調べて知っていましたが、この中にないのが不思議でした。実物を見て納得しました。江戸時代ではなく、大正になってから建てられた鳥居だったのです。大正時代では加工技術が進み長い材料が使えるようになったからでしょう、笠木と柱は1本物の石材を使っています。貫は3本継ぎに見えますが、切れ込みを入れただけで1本物かもしれません。
  この神社の由来は古いものらしいのですが、江戸時代に取り違えがあったということも言われています。江戸期にあった鎮信鳥居が痛んだので、大正の御大典を記念して建て替えられたのかもしれませんが、付近はきれいに整備されていて、古い物のかけらなどは何も見当たりませんでした。しかし、鳥居の形は壱岐の他の鎮信鳥居と全く同じように造られています。
 


2013年6月17日月曜日

7.3.7高御祖(たかみおや)神社

7.3.7高御祖神社(芦辺町諸吉東触)
        笠木        3本継ぎ
        貫         3本継ぎ
        柱         3本継ぎ
        額         高御祖神社
        建立        寛文13年(1673年)
   高御祖と書いてタカミオヤと読んでいます。ここも風格のある神社でした。
  少し高段にあり、穀倉地帯を眺めるような所にあり、全ての石材が3本継ぎで造られており、直接潮風を受けないせいか痛みもなく、堂々と鳥居は立っています。

 
  


2013年6月10日月曜日

7.3.6住吉神社(住吉)

7.3.6住吉神社(芦辺町住吉東触)
                   笠木        3本継ぎ
        貫         3本継ぎ
        柱         2本継ぎ
        額         住吉神社
        建立        貞享4年(1687年)
  こちらの住吉神社は壱岐島の内陸部、ほぼ中央に位置しています。境内は広く、大木が良く茂っていて由緒ある神社の風格があります。

  現在ではどちらも同じ芦辺町にある神社ですが、江戸時代には村は別だったのでしょう。距離もずいぶん離れているし、内陸部と港のそばではかなり違っていたでしょう。氏子も農民中心か、漁民が主だったという違いもあったのでしょう。
 
 


2013年6月3日月曜日

7.3.5住吉神社(芦辺浦)

7.3.5住吉神社(芦辺町芦辺浦)
        笠木        3本継ぎ
        貫         3本継ぎ
        柱         3本継ぎ
        額         住吉神社
        建立        寛文12年(1672年)
  住吉神社というのは全国いたるところにあり、ここ芦辺町のも2か所あります。こちらは海岸近くにあります。そのせいか、痛みがひどかったのでしょう。笠木の3本と貫の2本は、新しい石材で補修されていますが、昔の姿を忠実に守っています。柱は昔のものそのままと思われます。裏から見た方が補修の様子が良く分かります。